iOS アプリの app-ads.txt:AdMob が読む App Store の項目
クローラーがたどる App Store Connect の項目、Support URL ではない理由、iOS アプリでの AdMob ステータスの読み方を解説します。
iOS アプリの場合、AdMob はデベロッパーのウェブサイトを App Store の掲載情報の Marketing URL 項目から読み取ります。Support URL ではありません。そこにサイトのアドレスを入れ、そのホストのルートで /app-ads.txt を配信し、最大 24 時間待ってください。ファイルが正しければ、AdMob の app-ads.txt タブに found and verified(検出・確認済み)と表示されます。
数分で済ませる方法もあります
AppFoyer は、このガイドで扱っているページ(プライバシーポリシー、利用規約、サポート、アカウント削除、そして app-ads.txt)を、専用のサブドメインでホストします。自分のドメインもサーバーも要りません。アプリ 1 つまでは無料で、ストアが求めるものが有料プランの壁の向こうに置かれることは決してありません。
2026年10月12日 に確認。 ストアのポリシーは、予告なく変わることもあります。以下の内容はすべて公式ドキュメントにリンクしており、拠り所となるのはこのページではなくそちらです。両者が食い違う場合は、ストアが正しいものとしてください。 このガイドは英語からの翻訳です。ストアのドキュメントからの引用は原文の英語のまま掲載しています。
iOS アプリの場合、AdMob はデベロッパーのウェブサイトを App Store の掲載情報の Marketing URL 項目から読み取ります。Support URL ではありません。 AdMob のセットアップガイドはこれを一文で述べています。“Add your developer
website in the marketing URL field of your app store listing.”(訳:アプリストアの掲載情報の Marketing URL 項目にデベロッパーのウェブサイトを追加してください。)そこにサイトのアドレスを入れ、そのホストのルートで/app-ads.txt を配信し、最大 24 時間待ってください。
iOS アプリが Android アプリよりもこれを見落としやすい理由
App Store Connect には URL の項目が 2 つあり、役割が異なります。
- Support URL — 必須。これがないと Apple は申請を受け付けないため、どのアプリにもあります。
- Marketing URL — 任意。空のままにしているアプリも多くあります。
クローラーがたどるのは任意のほうです。サポートサイトに完璧な app-ads.txt があっても、Marketing URL が空欄ならクローラーには出発点がなく、not found と表示されることがあります。2 つの項目に同じホストを指定してもかまいません。それが最もシンプルな構成であることも多いです。
Google Play で対応する項目は、Store listing contact details の Website です。
設定方法
- App Store Connect でアプリを開き、そのバージョンのページを開きます。
- Marketing URL に
https://を含む完全なアドレスを入力します。たとえば Support URL と同じホストです。 - 保存します。公開中のバージョンですぐに変更できるかどうかは、App Store Connect でのそのバージョンの状態によります。項目がロックされている場合は、次のバージョンで反映されます。
Marketing URL はローカライズできます。言語ごとに設定する場合は、すべてのローカライズを同じホストにしてください。そうすれば、クローラーがどれを読んでも問題ありません。
両ストアで 1 つのファイル
このファイルに記載するのはアプリではなく販売者です。広告ネットワークのアカウントごとに 1 行です。同じパブリッシャーアカウントが iOS 版と Android 版の両方で広告を配信しているなら、両方の掲載情報で同じホストを指定でき、同じ app-ads.txt で両方をカバーできます。それでも AdMob では各アプリがそれぞれ別の行に、別のステータスで表示されます。
AdMob のステータスの読み方
AdMob で Apps → View all apps → app-ads.txt に移動します。AdMob が定めているステータスは 3 つです。
| ステータス | 意味 |
|---|---|
| Found and verified | AdMob がファイルをクロールし、あなたのパブリッシャー ID が含まれていた。 |
| Not found | このアプリのファイルが見つからなかった。 |
| Issue | ファイルは見つかったが問題がある。AdMob は収益に影響するおそれがあると警告している。 |
行を展開すると、AdMob がクロールした URL と最終クロール日時が表示されます。その URL が最も手早い診断材料です。意図したホストでなければ、直すべきはファイルではなく Marketing URL です。
iOS でよくある間違い
- Marketing URL が空のまま。 最も多いケースです。クロールする対象がありません。
- Marketing URL に App Store のページそのもの(
apps.apple.com/…)を指定している。 Apple のドメインのルートにファイルを置くことはできません。 - 指定したホストにリダイレクトがある —
httpからhttps、apex からwww、古いドメインから新しいドメインへ、など。直接200を返すアドレスを指定してください。 - 確認が早すぎる。 “It can take up to 24 hours for AdMob to crawl and verify your app-ads.txt files.”(訳:AdMob が app-ads.txt ファイルをクロールして確認するまでに最大 24 時間かかることがあります。)掲載情報の変更が検出されるのにも時間がかかります。
AppFoyer がここで行うこと
各アプリにはサブドメインが割り当てられ、App Store Connect が求めるサポートページやプライバシーページと並んで、app-ads.txt をプレーンテキスト、200、リダイレクトなしで配信します。そのため Support URL と Marketing URL に同じアドレスを指定できます。Marketing URL が AppFoyer のアドレスである iOS アプリについて、AdMob は “app-ads.txt file found and verified” と報告しています(2026 年 10 月確認)。ほかの広告ネットワークについては、まだ当社独自のクロール結果はありません。
公式の情報源
- Set up app-ads.txt — AdMob ヘルプ。Marketing URL の指示と 24 時間という数字はこのページからの引用です。
- Understand app-ads.txt file statuses — AdMob ヘルプ。3 つのステータスとその確認場所。
- Platform version information — Apple。Marketing URL と Support URL の項目。