ドメインがないときプライバシーポリシーをどこでホストするか
開発者が実際に URL を置いている 6 つの場所、審査時と 2 年後にそれぞれ払うコスト、そして半分を候補から外すひとつの要件。
ドメインは必要ありません。必要なのは、ログインなしで開け、2 年後も動いている公開 URL です。静的ホスト、ドキュメントのリンク、プラットフォームのホスティング、有料サービスは、この基準だけならどれも満たします。違いが出るのは、アカウント削除リクエストも受け付けられるかどうかです。
数分で済ませる方法もあります
AppFoyer は、このガイドで扱っているページ(プライバシーポリシー、利用規約、サポート、アカウント削除、そして app-ads.txt)を、専用のサブドメインでホストします。自分のドメインもサーバーも要りません。アプリ 1 つまでは無料で、ストアが求めるものが有料プランの壁の向こうに置かれることは決してありません。
2026年9月19日 に確認。 ストアのポリシーは、予告なく変わることもあります。以下の内容はすべて公式ドキュメントにリンクしており、拠り所となるのはこのページではなくそちらです。両者が食い違う場合は、ストアが正しいものとしてください。 このガイドは英語からの翻訳です。ストアのドキュメントからの引用は原文の英語のまま掲載しています。
プライバシーポリシーを公開するのにドメインは必要ありません。必要なのは、ログインなしで開け、2 年後も開ける公開 URL です。どちらのストアもリンクを確認しますし、Apple の App Privacy のドキュメントは “the URL to your publicly accessible privacy policy”(訳:一般に公開されているプライバシーポリシーの URL)を必須項目として挙げています。問題は、それをどこに置くかだけです。
以下は開発者が実際に使っている 6 つの場所と、それぞれの本当のコストです。誰にとっても間違いというものはなく、それぞれ別の場所で破綻します。
1. サブドメインを提供してくれる静的ホスト
GitHub Pages、Cloudflare Pages、Netlify、Vercel。無料で速く、アカウントが続く限り URL は安定しています。
破綻する場所: アカウント削除ページです。静的ホスティングはファイルを配信するだけで、リクエストを受け取ることはできません。アプリにアカウントがある場合、Google Play はユーザーが削除を依頼できるウェブ上の経路を求めます。その結果、静的ページにメールアドレスを載せてスクレイパーに収集させるか、外部のフォームサービスを継ぎ足して、そのサービスにユーザーのメールアドレスを見せることになります。また、リポジトリやプロジェクトの名前を変えると URL が変わりますが、ストアの掲載情報は変わらないので、そこでも壊れます。
2. ドキュメントのリンク — Google Docs、Notion、PDF
世界でいちばん手早い方法であり、審査担当者がいちばん疑ってかかる方法でもあります。
破綻する場所: 共有設定です。今日「リンクを知っている全員」になっているドキュメントが、ワークスペースのポリシー変更で「組織内のユーザー」に変わり、誰もそれを知らせてくれません。Notion のページは公開が取り消されることがあります。PDF は端末によってはページではなくダウンロードになります。仕組みの問題以前に、間に合わせに見えます。すでに別の点で審査されている申請に、まさに付けたくない印象です。
3. Firebase Hosting
無料枠があり、実際のドメインが割り当てられ、text/plain も正しく配信されます。さらに AdMob が app-ads.txt を置いてよい場所として名指ししているので、広告も表示するなら便利です。
破綻する場所: アカウント削除については他の静的ホストと同じです。加えて、5 ページ分のテキストのためにデプロイ手順を保守することになります。Firebase がすでにスタックにあるなら現実的、そうでなければ余計な手間です。
4. 自分で管理していないサイト上のページ
SNS のプロフィール、パブリッシャーのサイト上のページ、友人のブログ。
破綻する場所: いずれはすべてです。審査がそのリンクで止まっているまさにそのときに、他人のサイトの壊れたリンクを直すことはできません。ストアの審査担当者が SNS のプロフィールをプライバシーポリシーとして扱ってくれることを前提に計画すべきではありません。
5. ドメインを買って自分でホストする
年におよそ $12 と、午後ひとつ分の作業です。どのみちマーケティングサイトが欲しくなるなら、これが正解です。
破綻する場所: 更新と、受け取りの問題です。ドメインが失効すると、公開中のストア掲載情報にあるプライバシー URL、サポート URL、削除 URL が同時に落ち、あなたが最初にそれを知るのはストアからの連絡です。この方法を選ぶなら、期限切れにならないカードで更新を設定し、1 か月前にカレンダーのリマインダーを入れておいてください。
6. ホスト型のコンプライアンスページ
5 つのページを、そのサービス自身の URL で提供してくれるサービスです。
破綻する場所: 支払いをやめたときに何が起きるかです。URL をどこかに貼る前に確認すべき質問であり、私たちに尋ねるのも当然です。答えは下にあります。
半分を候補から外す要件
アプリにアカウントがあるなら、公開するのは 1 ページではなく一式です。プライバシーポリシーと、ユーザーがアカウント削除をリクエストできるウェブ上の経路です。Google Play はアプリ内の手段と公開ウェブリンクの両方を求めます。テキストを表示するだけのページでは後者に応えられません。だからこそ、選択肢 1〜3 はそこにたどり着いた瞬間に、いつの間にか「それとフォームサービス」に変わります。
今夜プライバシーポリシーだけ片付けて、次のリジェクトで同じ問題を再発見するのではなく、5 つの URL すべてについて一度で決めてください。
何を選んでも、審査担当者と同じ方法で確認する
ログアウトした状態で、プライベートウィンドウを使い、自分のネットワークではなくモバイルデータ回線で:
curl -i https://your-url.example/privacy
200 OK で、内容が読めること。よく見つかるのは、404、ログイン画面へのリダイレクト、あるいはホスティング先のサービスにあなたがサインインしているから自分のノートパソコンでだけ問題なく見えるページです。
AppFoyer がここでしていること
5 つのページはすべて、自分のドメインやサーバーなしで、アプリ専用のサブドメインで公開されます。アカウント削除ページは実際にリクエストを受け取ることができ、それを保存してあなたに通知します。メール通知は無料プランを含むすべてのプランで使え、Telegram と Slack は有料プランで使えます。削除はあなた自身のシステムで行います。私たちはそこにアクセスできず、できると主張することもありません。
先ほどの当然の質問への答えです。支払いをやめても、アカウント削除ページは無期限にオンラインのままです。あなたのユーザーは私たちを選んだわけではなく、あなたの請求状況も知りません。未払いの請求書のせいで彼らがあなたに届く経路を失うなら、それはあなたではなく私たちの過ちです。アプリ 1 つは無料で、カードも不要です。
公式の情報源
- Privacy policy requirements — Google Play ヘルプ
- App privacy details on the App Store — Apple
- Provide information about data deletion — Google Play ヘルプ